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2022.05.08BLOG

母親の期待に応えたい長女タイプ

今日は母の日ですよね。


私は年後の妹がいる長女です。


そんな典型的な長女あるあるをご紹介します。


 


母親の期待に応えたいと一心に思う長女タイプの女性は、


結婚が難しいケースが多いです。


 


私も長女で、1つ下の妹がいます。


物心ついた時から自分より小さくて可愛い存在がそこにありました。


幼い頃からずっと母親の愛に飢えていたように思います。


何処に行っても妹ばかり可愛がられる。


母親の愛情が一心に妹に向けられているように感じていました。




そんな私の幼い頃の家族写真は、

いつも笑顔がなくブスッとした表情。


だからきっと母親から見ても余計に可愛くなかったと思います。


 


私も今では二人の娘を持つ母になりました。


 



 


ようやく自分が母親になり、

長女も次女も我が子が無条件にどんな事があっても可愛い

という事が理解できるようになりました。


でもどうしても年下の妹の方を優先してしまう事があるという事も身を持って体感しています。


長女という立場は、

母親に妹や弟じゃなくて自分だけを見て欲しくて、

母親のいう事を聞いて、

喜んでもらいたくて、

褒めてもらいたくて、

期待に応えたいと思って、

一生懸命になりがち。


だから母親の敷いたレールの上を歩む人生を送る人が多い。


でもある時から何だかその選択に違和感を感じる。


でもやっぱり母親の期待に応えたくて、我慢するようになる。


でもどこか反抗的になったりする。


反抗しても結局は母親の期待に応えたいと頑張る。




母親から見たら反抗された事により、

あなたは自分のやりたいようにやっていると感じる。


そこに大きな溝が生じます。


そしていつか爆発する。


でも爆発しても結局母親の期待に応えたい、母親の目からは逃れられない・・・


そんな関係が続いたりします。


 


私も実家にいる時はずっと母親の目が気になっていました。


いつも監視されているような気がしていました。


 


だから大学3年生の時に必要ないのに、

一人暮らしをはじめた事もありました。


でも悪い事をしているという後ろめたさからは逃れられませんでした。


 


いったん家に戻り、卒業して東京で働くことを決意し、

母の反対を押し切り上京して、完全に一人暮らしをスタートしました。


 


引越の時、母は東京まで引越しの手伝いに来てくれました。


今まで住んでいた実家ではゴミの分別がうるさくなく、

いつでもゴミを出せていました。


東京に来て、分別が細かいしゴミ出しの日が決まっていて、

それだけでとても不安になりました。


引越しの時の大量のゴミをどうしたら良いのか途方に暮れていました。


そんな私を見た母が、大阪に帰る際に、

引っ越しで出た持てるだけのゴミを持ち帰ってくれました。


ゴミを抱えて帰る、そんな母の後ろ姿を思い出す度に、

いつも涙が溢れてきてしまいます。


 


母親の愛はどこまでもどこまでも深いです。


 


私も妹と変わらず愛されて育ったのに、

そう感じられずにいました。


 


離れて暮らしてようやく母親の深い愛に気付くことができ、


そして監視されているような窮屈な気持ちからも解放され、


自分らしく、色んな選択をできるようになりました。


 


やはり物理的に離れる事はとても有効です。


 


価値基準が自分基準になります。


 


そして自分がどれだけ母親に愛されているのかがわかり、


母娘の関係が良好になります。


 


もし今どうしても母親の価値基準に照らし合わせてしまうなら、


物理的な距離を保つことはとても有効です。


 


母娘の関係も夫婦の関係も自立した人間と人間との間に成立します。


依存関係では決してありません。


 


まずはどんな小さな事でも、決断する際は、


母親の顔を思い浮かべず、自分がどうしたいか、自分が心から欲していることか、


喜べることなのか、決断のクセをつけるようにしてみて下さい。





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